Diary-nagataka-シリコンバレーで働きたい!という夢への日々

外資ITで働くエンジニアが趣味や日々の事など書いてます(技術の話は別ブログ http://wanna-be-geek.seesaa.net/ )

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はたらけど…

先日購入した「ワーキングプア いくら働いても報われない時代がくる」を読み終えた。



ワーキングプア

この言葉は何度も耳にした事があった。

ワーキングプアとは、必死に働いているにもかかわらず年収が200万円以下の人達をいう。

非正社員が大多数を占めるようだ。

たまにテレビでコメンテーターがこの問題を取り上げているのを目にしたりもする。

新聞でも目にする。

けれどもあまり気にはしてなかった。

対岸の火事というか。

で、この本がもし統計資料を示して
「ワーキングプアが増えてるんですよ、大変な問題なんですよ、企業は今のような雇用策は改めなきゃね、被雇用者も何も考えずに安易に非正社員として酷使されるだけではいけませんよ」
というだけの本だったなら、きっと退屈で途中で読むのを止めていたかもしれない。

ワーキングプアという言葉について多少知っていた俺にとってこの本で一番興味を引かれたのは「ドキュメント ワーキングプア」と題し載せられている10人の体験談。

各人それぞれの過去から現在に至るまでのエピソードが10ページずつ載せられている。

これは読んでいてかなりヒヤヒヤする。

中にはかつては高所得者だったがリストラされてしまい、再就職のあてが無く派遣社員という形で毎日必死に働くも低賃金で苦しんでいる人も含まれている。

日々生きていくために必要なお金を稼ぐのに必死で、再就職のために資格をとったりするために当てられる時間がない

低賃金のため貯金をする余裕なんてない

毎日必死に働いてはいるが、単純作業ばかりなので再就職に役立つようなスキルが身に付くわけではない

一度ワーキングプアに陥ると悪循環に陥ってしまう
らしい。

やっぱり必要なのは若いうちからの貯金の習慣

実際彼らのインタビューには「稼いだお金は楽しく使ってました」「正社員だった頃は貯金なんてしてなかったですね」という言葉がよく登場している。

ここで、もしも貯金があった場合、万一リストラにあったとしても、次の職がみつかるまでの生活費・再就職に向けて資格等の勉強の資金として貯金を切り崩していけば、いきなり日々の生活のために猛烈に働かなくてはならない状況にはならない。

いわば、大幅な収入減に対する緩衝剤をもっていることになる。

勝間さんの「お金は銀行に預けるな」にも書いてあった事だけど、少なくとも半年は今の生活水準を維持できる程度の貯金はまずするべきだと。


今はもう終身雇用の時代ではないとよく耳にする。

企業からすればリストラは熾烈な競争をしていく上で経営上必須な事だと、むしろ、日本が特異であって、欧米企業は合理化のためのリストラなんて当たり前の経営戦略であり、それをしない経営者は経営者失格だという話しも聞いた事がある。

俺はまだ学生だからリストラなんて言葉とは無縁でのほほんと生活していて、上の文の内容を実感した事はない。
ただ、まだ学生で、そんな話しとは無縁でいられるからこそ、こういった事を予め聞き、その事(終身雇用の崩壊)を実感させられる時が万一来た時に、一気に谷底へ転げ落ちてしまわないように、自分のセーフティネットは自分で用意しておかなきゃいけないと、その準備をする十分な期間が俺にはある、「するべきだ」じゃない、「しなければいけない」と思えた事は本当にラッキーだと思う。

貯金だけじゃない。

「一番採算のいい投資は自己投資」

色んな人が言う事だけど、これはやっぱりかなり重要な事だと思う。

常に市場での自分の価値を高め続ける事で突然の変化にも慌てないで対処できるんじゃないかと。

その為にはやっぱり、毎日の積み重ねが大事、就職がゴールじゃない、就職してからが大事。

その分野で日々仕事+勉強を続けていくには、やっぱり相当なモチベーションが必要だ。

「何のために働くのか」「なぜこの業界・仕事なのか」

これが自分のなかでしっかりできていないと、ただでさえ日々の仕事で忙しい状況で自己研鑽なんて続けられない。

モチベーションの源を見つけられずにいると、休日を待ちわびて日々なんとかやり過ごす灰色の日々。

65歳でリタイアするまでの社会人期間は今までの自分の人生の2倍近くある。

つまり、人生の大半を日々愚痴りながら過ごしていくことになってしまう

自分にとってやりがいを見いだせる仕事とは何なのかを考え続けること、日々の勉強・自己研鑽、わずかながらも月々の貯金。

学生の今でもできる事は沢山ある。

これはワーキングプアに陥らないためだけではなくて、自分の人生を豊かにする上で必須だと思う。


はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢつと手をみる


本書で引用されていた石川啄木の詩

今この問題を考える機会を与えてくれたこの本のおかげで、俺はこの詩のような状況と距離をおくことができる可能性がぐっと高まったと思える。

なんだか「ワーキングプア」という社会問題から自分の人生を考えさせられてしまいました。
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  1. 2008/01/25(金) 23:59:53|
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