今日は友人と都内へ出てきました。
用事は二つあって、一つは既に二回参加しているキャッシュフローゲーム会。
投資について学べるという、ロバートキヨサキ作のボードゲームです。
参加費一回たったの500円だし、何気にけっこう楽しいし、定期的に参加してみるつもりです。
月1で、1年くらい継続してみようかな。
種銭も貯まりつつあるし、勝間さんのお薦めの本とかを課題図書として自分に課して読んでるし、資産運用に向けてちょっとずつ進歩してます^^
で、その後は上智大学で行われた
LabITという学生団体主催の「
時代を読むための最先端IT塾~SaaS, PaaS編~」セミナーへ!
このセミナーでは、昨今話題のSaaSに関する話しを、
時事通信社の湯川鶴章さんと、セールスフォースの内田さんという方がお話してくれました!
最近ホントよく聞きますよねぇ、SaaS。
これは、
Software as a Searviceの事で、意味は読んだまんま、ソフトウェアをサービスとして提供しましょう、という方式の事です。
従来は、ソフトウェアを例えば1万円なり定価を払って買って使用するわけですが、SaaSの場合はサービスに申し込み、月々の使用料を支払って機能を使用する、という事になります。
初めてこの言葉を目にしたのは1年くらい前で、梅田さんの文章だったかなぁ。
それ以来、実際いろんなところでこの言葉は耳にするし、言葉の意味は知っているんだけど、漠然としたイメージだったというのが正直なところ。
で、ちょうどこのセミナーを発見したので(しかも参加費たったの500円!)聞きにいってみたのです。
とても興味深く、勉強になるお話でした。
特に、シングルテナントアーキテクチャ(従来のASP方式)とマルチテナントアーキテクチャ(SaaSでの方式)の違いは「へぇ~そうなんだ!」でした!
実はこの言葉自体初めて聞いたんですが^^;
このサイトの絵が非常にわかり易いので見てみてください。
http://www.keyman.or.jp/3w/prd/38/30002138/今までのシングルアーキテクチャだと、顧客の数だけデータベースなどを用意していたが、マルチテナントの場合は、顧客毎のメタデータを用いて、動的にパーソナライズされたサービスを構成するんだという点、とてもスッキリしました!
また、これからのKeyとして、マスプロダクションでは不可能なきめ細かなサービスという事があげられていましたが、そこで例えとして挙げられていたサザエさんの話しがとても秀逸でしたw
サザエさんの登場人物に、三河屋さんっていますよね?サブちゃんでしたっけ?
彼は、磯野家と親密な付き合いを持っていて、例えば「最後に醤油を買ったのはもう大分前ですよね?そろそろ醤油が切れるんじゃないですか?」とかいうレコメンデーションが可能ですよね。
他にも、磯野家とフランクに付き合っているからこそ知っている情報(例えば、誰かの誕生日だとか、○○祝いだとか)を用い、きめ細かなサービスが可能なわけです。
大きなスーパーなどでは行えないサービスです(IDとセンサーを駆使すれば、大きなスーパーでもそういうサービスも提供出来るかもしれないが...!)
このような、きめ細かなサービスへとビジネススタイルが変化していくのではないかと、マスプロダクションによって無くしてしまった物を再獲得する方向へ向かうのではないかというお話が印象的でした。
CRM(Customer Relationship Management)という言葉を、基本情報技術者の勉強以来久しぶりに聞きましたが、「あぁ、そうか、そういう事か」とこれまたスッキリしました!
それをシステムとして行っている、一番身近な例が、Amazonのレコメンデーションですね。
ソフト産業が無くなったりはしないだろうけど、やはり、これから益々SaaS形式でのビジネスが台頭してくるんでしょうね。
そして、
クラウドコンピューティング!
湯川さんが
工人舍のモバイルPC(大学の生協で見かけて気になってたんだよなぁw)を使っていたのが非常に印象的でしたが、ハードウェアの面でも、クラウドコンピューティングの時代に則したああいった市場が今後キモになっていくんですかね。
MacBookAirだってクラウドへのAppleからの布石と取れるし、先日hpが発表した
ミニノートだって、こういう流れを汲んでるんでしょうね。
う~ん、いろいろ激しく動いていきそうなIT業界ですね!!
今日はとても有意義な時間を使えました♪
お話を聞かせてくれたお二方、そしてLabITの皆さんにも感謝です、素晴らしいと思います、こういった活動を是非これからも続けていって欲しいです^^
あ、俺けっこうセミナーとか好きで色々とチェックしてるんだけど、もしワタシの友人で、こういったセミナーがある時は是非誘って欲しいっていう方がいましたら連絡ください、大歓迎ですので^^
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- 2008/06/29(日) 00:20:56|
- IT業界話
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エントリーシートを提出した某企業(志望度高め)、みん就の掲示板を見ると、どうやらのグループワーク案内が届いた人もいるようです。
う~ん、落とされちゃったのかなぁ。。
まぁ、GWに進める人には30日までに連絡があるとの事なので、もうちょっと待ってみる。
こういうのは慣れないねぇw
インターン行く気満々だったのでなんだか寂しいですが、ま、あんまりシリアスに、人格否定されたような気分になったりせずに、ポジティブに進めていきます。
ハァ。。
- 2008/06/27(金) 23:30:52|
- 就活etc
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な~んか久々に家でマッタリ過ごしてます~^^
先日、手帳を見てみたら、一ヶ月間週休0で活動していた事に気づいた時は流石にびっくりしましたが^^;
今日は家でギターの練習したり、音楽聴いたり、本読んだり!(あとゼミのためにちょっとだけ論文読んだり。。)
いや~、マターリマターリヽ(´ー`)ノ
本を読んだらブログに感想を載せようと思ってても、なかなか時間が作れなくてそのままになってしまうねぇ。。
今日はせっかく時間ができたから、先日読んだ蟹工船という本の感想を書く!
なんか、最近流行ってる(?)という話しを聞いて、読んでみましたよ、蟹工船!
話しは、ロシアの沖で蟹漁をして、蟹の缶詰をつくる蟹工船という船が場面。
その劣悪な環境下で搾取される労働者達の苦難と精神的な葛藤なんかが描かれているんだけど、これが凄い!
悲惨極まりない!
まさに地獄。。
どこでこの本を知ったんだったか忘れたけれど、何でも最近妙に読まれていて、しかも昨今のワーキングプアの問題なんかもあり、共感を得ているなんていう話しを聞いたんで読んでみたんだけど...読んでみて、想像以上だよ!
これが共感を得ているんだとしたら、日本、マジでヤバいぜ!!
ロシア人と労働者のやり取りが凄まじく印象的!
「金持、貴方々をこれする(首を絞める格好をする)。金持だんだん大きくなる(腹のふくれる真似)。貴方々どうしても駄目。働く人、これ(顔をしかめて、病人のような格好)、働かない人、これ。えっへん、えへん(威張って歩いてみせる)」
(中略)
「日本、まだ、まだ駄目。働く人、これ(腰をかがめて縮こまってみせる)。働かない人、これ。(威張って、相手を殴り倒す格好)。それ、みんな駄目!ーーー働く人、これ(形相凄く立ち上がる、突っかかっていく恰好。相手を殴り倒し、ふんづける真似。)働かない人、これ(逃げる恰好)。ーー日本、働く人ばかり、いい国。ーープロレタリアの国!ーーわかる?」
なんとも示唆的じゃないですか!
ちょっと話しが跳ぶけど、秋葉原の殺傷事件で、容疑者が派遣労働者だったことから、マスコミがanti派遣の流れを強めていますね、最近。
俺も昔派遣に登録して数回バイトをした事があるんだけど、ここまでではないにしろ、やっぱりキツかった。
10時間以上とかフツウに働かされたし。。
でさ、もし、学生のアルバイトとしてじゃなくて、生活を派遣に依存してしまったらどうなるのか?
先日たまたま早く帰宅した関係上見た報道ステーションで、ちょうど派遣労働者の特集がやっていたのだけど、そこで彼が発した言葉が衝撃的。。
「生きたいから生きてるんじゃないんですよね...死ねないから生きてる」
「毎日、出勤時間が近づくと鬱になる。この時間が一番辛いですね。」
以前「ワーキングプア」という本を読んだのだけど、そこには、一度ハマると中々抜け出せない派遣労働者の現状が書かれていた。
(余談だけど、この本の感想を今読み直してみると、自分の事しか考えていない自分がハッキリわかって恥ずかしかった...確かに、自分がその状況に陥ってしまう事を避けるのは凄く重要なんだけど、それ以上思考が進まずに、社会的な問題にまで目を向けられていないのがハッキリわかる感想文だ)
これじゃ現代版蟹工船じゃないか!
世界の経済大国で経済的に苦しんでいる人間が沢山いて、何も仕事を持たない人ならまだしも、働いても働いても報われないんだから、ちょっとなんとかしなきゃイカンだろ...
政府が最低賃金を七十数円、五年がかりでひきあげるなんて話しをしているようですが、もっともっと、賃金だけじゃなくて、労働者の労働環境が改善されて欲しい。
今の物価高で、きっと、所謂ワーキングプアと呼ばれる人達はさらに苦しい生活を余儀なくされているんだろうな。。
原油高...半分以上が投機マネーだという話しも聞いた。。
まったく...ふざけてるなぁ。。
今読んでいる「現代の貧困」という本にも書かれていたんだけど、今までだって、いつの時代にも貧困は存在してきた、けれど、その貧困を社会が発見しようとするのかどうか、それによって貧困は存在しもするし、存在しなくもなる。
豊かな国ニホンで、貧困が再発見された今、無くすための仕組みを考えなきゃいけないんじゃないか。
政治家の人達にはしっかり話し合って行動してもらいたいし、俺らも、自分達が恵まれた状況にいるからって無関心でいないで、いろいろ現状を知るために勉強していかなきゃ!
- 2008/06/21(土) 22:34:19|
- 本
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ひどい一週間でしたorz
先週末に先生から「論文投稿のために実験評価を追加しろ」とのお達しが!
しかも「遅くとも11日の夜くらいまでには」との事!!
「マテマテ、来週は提出しなければならないレポートが3つもあるし、バイトだって普段通りあるのだが...」と思いましたが、もちろんそんな事は言えるハズもなく。。
しかし、「わかりました」ではなく「...善処します...」とささやかながら言葉の表現上ちょっとした抵抗感をあらわにw
ま、ワシにできるのはこんなもんですわ。
しょうがないからやりましたよ!!
なんたるデスマーチ!
月曜:研究室に宿泊
火曜:終電
水曜:研究室に宿泊
結局先生のお達し通りの11日夜には仕上がらず木曜の夕方やっと先生に結果を投げてデスマーチ終了。。
ツカレタ。。
卒論の時のいや~な気持ちがフラッシュバックした四日間でした。。
ですが楽しい事もあります!
昨日は
AVANTASIAのライブへ参戦してきました!!
AVANTASIAは、EDGUYというドイツのバンドのヴォーカル:トビアス サメットのプロジェクトです。
メタル オペラと称して、様々なゲストを迎えてこれまでEP二枚を含む計5枚のアルバムを発表してるのかな?
実は俺はAVANTASIAの作品は二枚しか持っていなくて、しかもそこまで興味があるわけではなかったのですが、知り合いがチケットを安く売ってくれるとの事で参戦する事に!
今回参戦を決めた理由の一つがスペシャルゲストの存在!
なんと、元ANGRAの
アンドレ マトスがゲスト出演するとの情報が!!
アンドレ~!!
こりゃ見たい!となるわけです!
その他にもATVANCEの
オリバー ハートマン、MASTERPLANの
ヨルン ランデもゲスト参加との事で、そういう楽しみもあったわけです^^
で、チケットの番号は600番台だったんですが、意外や意外、前から5列目くらいまでいけちゃいました♪
目の前に背の高い人もいなくて、視界良好♪
スモークがモヤモヤ上がって、ライブスタート!
ギターが二人いて、一人はサシャ ピートなんですが、もう一人が...「あれ、オリバーじゃね?」とちょっと一瞬ハテナだったんですが、やっぱりオリバーでしたw
彼、ギターウマいんだね!ちょっと驚きですw
最初は新譜のSCARECROWの一曲目、TWISTED MINDでした~、主役のトビアスは背後の段が迫り上がって登場!
なんかちょっとオサレな(?)感じの衣装で登場、いや~しかし、彼の唄声独特ですよねぇ、まぁ唄に限らずですが、プロアマ問わずウマいヤツなんて腐る程いるし、one of themから抜け出すにはそういう個性は武器ですよね^^
ゲストはまずヨルンが登場!
いや~、彼の唄声もトビアス以上に強烈w
なんか見てくれも唄声も唄い方も獣みたいですw
正直、アルバムに関して言えばあまり好きじゃない声だったりするんですが、昨日はなんだか彼の声がカッコ良く聞こえました(やっぱライブだね!)
SCARECROWからSCARECROWやANOTHER ANGEL DOWN等々がヨルンの出番なわけですが、ステージ上にヴォーカルが二人いるライブって始めてだなぁ!(いや、正確には、オリバーもいるから三人だがw)
なんかステージ中央でヴォーカル二人が掛け合うように唄う様は新鮮でした!
初期のアルバムを聞いていないので、曲名はわからないですが、その後ついにアンドレも登場!
アンドレ...
太った?w
まぁそれはいいとしてw
おわ~アンドレだぁ!!
「
アンドレ~~~!!!」
もう叫び過ぎて喉が痛くなってしまったorz
いや、しかしアンドレの声はキレイだねぇ、声はきれいなんだけど、唄い方に凄く癖があって、トビアスやヨルンとはまた違うこちらも超個性ですな。
やっぱあの滑らかな感じが彼のキモだよなぁ。
にしてもアンドレ、アグレッシブすぎw
ステージを左右走り回るわ頭振るわ、それでいて、ず~っとニコニコしてて、MCとかトビアスとのかけあいではどこかコミカルな感じでw
途中ニホンの国旗を持って登場したときのアンドレのいかにもネタっぽい得意げな(?)表情には笑ってしまいましたw
なんか、アンドレの唄うShelter From The Rainにはちょっとウルっとしたよ!
まぁ元のキスクのヴァージョンも凄くいいけど、アンドレが唄うこういうメロスピな曲はいいなぁと♪
いや~、今回はたぶん1/3~半分近く知らない曲だったにも関わらず、ゲストとかのおかげもあって楽しいライブでした^^
にしてもトビアスのMC下品すぎw
さて~、ちょっと休んだらインターンのESを練らなきゃなぁ。。
それでは!
- 2008/06/14(土) 16:18:09|
- ライブ・コンサート参戦記
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最近色々重なっててろくにブログの更新もできないけど、今日考えた事はちょっと記録しておきたいから頑張って書く。
今日の日経一面に、
出生率1.34に上昇という記事が載っていた。
「ほう、出生率ほんのちょっとだけ上がったんじゃん」なんて思って記事を読んでみたら、「な~んだ」でした。
それは何故かと言うと、この出生率がくせ者。
記事には出生率が前年比0.02ポイント上昇したという事の後にこうあった
ただし出生数は百八万九千七百四十五人と前年より三千人減少した
「あれ?」と思ったけど、その後を読んで納得
十五~四十九歳の出産期の女性人口が減少したことで出生率は上昇したが、少子化傾向は変っていない。
成る程ね、単純に出生数15~49歳の女性の人口で割ってるから、出生数が減ってても、母数がそれ以上減りゃ値は大きくなるわなと。
んで、単純に出生率って
出生数÷(15-49歳の)女性の人口
なのかと思ったら、今
Wikipediaを見てみたところこれが意外と一ひねりあっておもしろかった。
なぜか、15から49までそれぞれの年齢における出生数÷人口を出し、それをsummationしている。
これってどういう事なんだろう?
ただ単に出生数を女性数で割るんだと、どの辺がよろしくないんだろう?
誰かわかったら教えてください。。
あと、今日の日経には新興国の急激な賃金上昇に関して書かれていたのだけれど、これと先の出生率の記事を読んで思った事がある。
今ニホンの大企業は安い労働力を求めて工場を海外に移転したり、もしくは設計を自社で行いあとは安い国に丸投げしてしまうアウトソースが多い。
IT等でもそうだけど、安い人件費で出来る仕事はアウトソース、日本人はクリエイティブなフェーズを担当する、という考えなのかもしれないが、人間の能力ってたいした差があるとは思えないので、今アウトソース先になっているインドや中国もニホンのような事が絶対できる。
ニホンは、義務教育のおかげで平均的な教育水準が凄まじく高い事が強み。
もし、ここを新興国がクリアしたら?
ニホンは高度経済成長を経てここまでのし上がってきた。
けど、たかだか数十年での事。
今はITの力もあるし、新興国はより速いスピードで経済成長を遂げてくるだろうと思う。
そして、
新興国もニホンのような教育の行き渡った平均的な教育水準の高い国へと成長したら?
その時、
ニホンってどう立ち向かっていくんだろう?
今のようなやり方、絶対通じない。海外からはそっぽを向かれる。
教育と通貨のパワーという格差が是正された時、何年後かはわからないけど、そう遠くはないその時、自分もきっとまだ30~40代の現役のビジネスマンとして社会で揉まれているハズ。
その時、ニホン国内に目を向けると、このままだとさらに少子化が進んでいて、労働力が少ないうえ、内需にも期待出来ない。
どうするか?
個人レベルで言えば、外資だとか内資だとかガタガタ言ってないで、そのときのために今から
「世界」相手のビジネスパーソンになるべく自己研鑽に励むのが正解ではないでしょうか?
そのために、年功序列でステップアップできるようなシステムを持った企業ではなく、
自分を一番鍛え上げてくれるような、自分が一番成長できるような企業を選ぼうと思いました。
そして、繰り返すけど、もうジャパニーズビジネスパーソンは、外資だとか内資だとかガタガタ言ってないで、
誰だって「世界」を、そして自分の(間違っても会社のではない)
力を意識し常に自分を磨き続けなければいけないんじゃないかと思った。
- 2008/06/05(木) 23:49:39|
- 雑記
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